みんなが知りたい母の日の由来

日頃お世話になっている母の苦労をねぎらい、感謝の気持ちを表すのが母の日です。
世界中で母の日が祝われますが、必ずしも日本と同じ日というわけではありません。

母の日が始まった歴史、日本で母の日が始まった経緯などを見てみましょう。



母の日とは

母の日(ははのひ)とは、日頃お世話になっている母の苦労をねぎらい、感謝の気持ちを表す日です。

日本やアメリカでは、日にちを決めているのではなく曜日として、
5月第2日曜日と定められ、祝われています。
次回の母の日は2008年5月11日(日曜日)です。

母の日は国によって、日にちが大きく異なります。
詳しくは「世界の母の日」を参照してください。

母の日は20世紀初頭にアメリカで始まりました。
1907年、ウェストバージニア州で教師をしていたアンナ・ジャービスが、
自分の教会学校の教師であった亡き母親を覚えて、教会で記念会をもち白いカーネーションを贈ったのが始まりといわれています。

その記念会でアンナ・ジャービスの母への想いに感動した人々は母をおぼえる日の大切さを認識し、その3回忌にあたる5月8日に、ジャービスは友人たちに「母の日」を作って国中で祝うことを提案しました。
翌1908年の5月10日、彼女が勤めていた学校に470人の生徒と母親達が集まり、
世界で最初の「母の日」を祝いました。

彼女は参加者全員に、彼女の母親が好きだった赤いカーネーションを手渡したということです。
このことから、赤いカーネーションが母の日のシンボルとなったといわれています。

1914年に、「母の日」はアメリカの祝日になり、5月の第2日曜日と定められました。
日本では、昭和時代に皇后(香淳皇后)の誕生日である3月6日(地久節)に行われていましたが、
1949年ごろからアメリカの例に倣って5月の第2日曜日に行われるようになりました。

母の日にはやはりカーネーションなどを贈るのが一般的となっていますが、最近ではカーネーションに限らずバラや各種プリザーブドフラワーなども好んで贈られるようになってきています。

母の日も時代と共に変わってきているということです。
母の日の歴史を知り、初心に戻って母の日を考えてみるのも良いかもしれません。